ベーシックアロマ 伝統の知恵を感じて

アロマテラピーでの代表的基材、アルコールを紹介する回です。

アルコール濃度の濃い無水エタノールは「精油」を溶かし、スプレーなどの水の基材と馴染ませる働きや、殺菌作用を活用し多少なりの防腐剤として働きます。

また、アルコールと薬草の関わりを紐解くと、古い歴史をさかのぼります。植物の恩恵を永く、そして効果的に活用しようという知恵の一つがアルコールに漬け込む「チンキ」だったのでしょう。

その中でも検定でも登場する「僧院医学」の代表「ハンガリーウォーター」。

王妃の「痛み」に対する処方は現代の痛み止めのですが「限局的」ではなく、ブレンドされたハーブには様々な特性を持ってきます。


チンキは、医薬品、食用、化粧品の線引きもなく、生活の中で活用されてきました。


設備の整うキッチンスタジオでは伝統的な処方で「チンキ」作りの体験をしていただきました。作るのは簡単だけど、熟成させるためこれから1ヶ月は使えません。

そして、精油では「今日から使える」ハンガリーウォーターを再現してみました。精油とチンキでは抽出される成分は変わります。

ただ精油ならではの香りを楽しめ、またチンキと変わらない植物由来のものです。


私が初めてアロマテラピーレッスンに出会ったのは「精油再現版ハンガリーウォーター」。病院で扱う薬とは違い、心も癒し、香水としても素晴らしい「薬」に魅せられ、現在に至っているのです。

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